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1932年に創業を開始し、そろそろ100周年を迎えようとしているレゴ社。世代を超えて愛される組み立て式ブロックを、日夜作り続けています。

しかし、常に新しいものを作り続けるというのはなかなか難しいもの。ふとした弾みで、世にも奇妙な新商品を世に送り出してしまうこともあるのです。

そして、かつてバービー人形が陥ったような黒歴史に、レゴもまんまとハマってしまいました。今回はそのうちの5つだけ、見てゾッとしてみましょう。

Mr.Bunny

Mr.Bunny

どこのイースターバニーが、いつ、なぜ、“こんなふう”だったのか、誰にも真相は分かりません。

うさぎの可愛らしい丸みを出すのに苦労したのは伝わってきますが、最終的に“ランニング中の出っ歯のおじさん”で落ち着いてしまったのは残念です。

Znap Jet-Car
Znap Jet-Car

レゴ社がZnapシリーズを開始したのは1998年のこと。終了したのは1999年のこと。短い一生でした。

Znapによってプラスチックの可能性を追求し過ぎたレゴ社がたどり着いた先には、「深夜のテレビで売ってそうな筋トレ器具」よりも費用対効果の悪そうな“固体”がありました。頑張れば、得体のしれない動物っぽい形にすることもできるそうです。

Robot Command Center
Robot Command Center

bricklink.com

大人気の火星ミッションシリーズに代表されるように、レゴは宇宙テーマに定評があります。

ただ、1984年に発表されたRobot Command Centerに関しては、地球外生命体による重度な洗脳を受けたようです。

“司令部”を名乗る青いロボットが小学生の自由研究にも負けそうなのは置いておいて、度を越しているのは“ゼブラ柄の足”。

シマウマでさえ、足に関してはゼブラ柄じゃないのに、 “ゼブラ柄の足”なんて発想を採用したレゴ社のクリエイティビティに完敗です。

Fabuland Harry Horse and Clara Cow’s Ice Cream Shopppe
Fabuland Harry Horse and Clara Cow’s Ice Cream Shopppe

Fabulandは1900年代終わりごろ、テレビシリーズにまで展開された大人気シリーズです。

どれも甲乙つけがたい出来ですが、最優秀賞を授けるなら「馬のハリーと牛のクララのアイスクリーム屋さん」でしょう。牛のクララがアイスを作って、馬のハリーが町へ売りに行く。

なんともほほえましく、可愛らしい光景です。

ただ、アイスクリームの“原料”がどこから来るのか、「搾りたてミルクアイスクリーム」は注文を受けてからその場で搾られるのか、全てが謎です。

Fabuland Orchestra
Fabuland Orchestra

Fabulandのオーケストラは、ブタとサルの2匹で構成されています。

楽器は小太鼓とチューバ。

チューバは低く太い音を出す楽器で、小太鼓は皆さんの頭の中で鳴っている通りの音を出します。

いったいどんな音色を奏でるのか、鳥肌を立てて待ちましょう。

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スタッフからひとこと

常に時代を反映した商品を送り出すレゴ社。

ここでも、「こち亀」または「サザエさん」の法則が働いています。