M1917小銃の取扱説明書です。国内では、あまり知られていない小銃です。英国の次世代小銃(13・14番目)として設計されながら、時局(WW1)により米国民間企業LM社(後に2社参加)によって製造されました。当時大陸遠征軍の小銃不足を補完する為に英国向けのP14を小改良したのがM1917です。軍事史的にはトンプソン准将(短機関銃開発者として有名)が製造責任者となり、軍銃一定(ルブランがナポレオンやTジェファーソンに力説)を本格的に実現した小銃で、世界で初めて民間企業(ボールドウィン社エディストン工場)に於ける年産百万丁以上を達成しました。運用的には、カタログデータと違い小銃弾1発余計に弾倉装弾可能で、欠点とされるリアサイトもエジェクターも改良型アフターパーツが購入可能です。重いことと引き換えですがヘビーバレルが標準装備です。外見的には、軍用量産品と感じさせないゴージャスな銃かと。
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