夏の終わりも近づいてきましたが、皆さまは良い思い出を作れましたでしょうか? 特にカメラ好きの方は、この夏に撮れた写真を見返している最中かもしれません。
今回は、カメラを持って訪れたい世界の絶景を7つ紹介致します。 ぜひ、来年の夏の予定に入れてみてくださいね。
マチュ・ピチュ、ペルー
今は亡きインカ帝国の遺跡「マチュ・ピチュ」。
1900年初頭の発見から未だに人々の興味を惹いてやまない当遺跡は、何を目的として作られたのか、どのような生活を営んでいたのか、解明されていない多くの謎に包まれています。
歴史的だけではなく、美学的にも特筆されるべきマチュ・ピチュは、太陽や雲の微妙な変化に応じて様々な姿を現します。インカ人に崇められていた太陽が祈りに応えているのだ、と信じてしまうほどに神秘的です。
野生公園、タンザニア
中央アフリカ東部に位置するタンザニアは、手つかずの大自然の残る地。
数多くの保全地域や国立公園に恵まれたタンザニアでは、大高原を生きる野生動物の姿が見られます。
都会のジャングルに迷ったら、タンザニアの大自然に圧倒されてみるといいかもしれません。
イエローストーン国立公園、アメリカ合衆国
2015年ごろより、超巨大噴火の話題で持ちきりのイエローストーン国立公園ですが、手つかずの温帯生態系を残す貴重な地域です。
オオカミやグリズリー、バッファローなどの動物や、間欠泉や温泉などの自然現象などが見所です。
いずれ滅びゆく自然の神秘を、生きているうちに体感してみてはいかがでしょうか。
アンコール遺跡、カンボジア
アンコール遺跡は、カンボジア北西部に位置し、9世紀~14世紀にかけて建設されたクメール王朝の栄華を伝えます。
大伽藍と美しい彫刻を誇るアンコール・ワットや、ガジュマルの木に浸食されたタ・プロームなど。
栄光ははかなく散りましたが、それゆえに美しさが一層際立っているのかもしれません。
サントリーニ島、ギリシャ
エーゲ海に浮かぶギリシャの島、サントリーニ。
紀元前の大噴火によって生まれたカルデラ沿いに、家々が重なるように並びます。
白色の外壁が特徴の集落は、どう撮影しようと美しく撮れてしまいます。
イアのブルードームと海の対照は、絶景と呼ぶほかありません。
ウユニ塩湖、ボリビア
出典:CC-BY-3.0 | Chechevere
ボリビアの西に位置するウユニ塩湖は、1万平方キロメートルの塩の大地です。 どこまでも真っ白に連なっていく景観は、シュールに思えるほどです。
平らな大地を雨水が満たしたら、「天空の鏡」と呼ばれる幻想的景色を味わえます。
出典:National Geographic | Takashi Nakagawa
屋久島、日本
最後は、屋久島の自然。
多様な植物相に恵まれた屋久島は、繊細な色合いの醸し出す神秘と、恐ろしいほどに力強い生命に彩られています。
縄文杉に代表される樹木は特に注目されていて、世界遺産登録後の同地の盛況は良く知られている通りです。
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