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ブドウ目ブドウ科ブドウ属ブドウ

とことんブドウな果物ブドウは、そのまま食べても美味しい、
発酵させてジュースで飲んでも美味しいということで、
果物界での愛されランキング第1位に堂々と君臨し続けています。

ブドウを発酵させて作ったジュースは、ワインという名前で親しまれていて、
どのくらい親しまれているかと言うと、
その起源は紀元前8000年にまで遡るほどです。

また、欧米諸国でワインは水のように昼も夜も消費されているというのは
単なる逸話ではなく、日本では国民1人あたり年間3本なのに対して、
イタリアやフランスでは1人年間70本近くは
軽く飲んでいる事実を見てみると納得できるはずです。
秘伝の公式で計算してみると、日本人は生涯で大さじ9千杯、欧米諸国でも
かなり飲む“トップのんべえ”は大さじ21万杯飲んでいるという
驚愕の食卓事情までもが明らかになりました。

つまり、日本の本当のワイン好きは、ほんの一握り
しかし、そのほんの一握りの人達は、ワインの味わい方まできちんと知っていて、毎晩にんまり楽しんでいるのです。

本日は、初心者にも上級者にも役立つ、
ワインとグラスのとっておきの組み合わせをお教え致します。

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見出し ワイングラスの種類

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ブルゴーニュ、ボルドー、ロゼ、フルート、チューリップ・・・・・・

一口にワイングラスと言っても、種類は様々
若い赤、酸味の強い白、ロゼ、しっかり熟成された赤、シャンパン、
それぞれに適したグラスがしっかりとあります。
味覚、視覚、嗅覚全てを使って楽しむワインは、繊細に扱う必要があります。
かといって、全種類を家に揃えることもそう簡単なことではありません

なので、最低限持っておくべきワイングラス3つを、
(覚えたばかりのほやほやの知識で) その理由と共にお教えいたします。

見出し キャンティ

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キャンティが好むのは、ずばり白ワイン
それも全ての白ワインに使えるとも言われるほど便利な形。
最もなじみ深いワイングラスは、このキャンティではないでしょうか?
U型が香りを立たせると同時に、
良く冷えた白ワインやロゼ温かくなるのを防ぎます
さらに、若い赤ワインにも使われることもあります。
軽く、さっぱりとした白ワインには、
チューリップというかわいい形をしたグラスもありますので、お好みで。

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見出し ブルゴーニュ

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ブルゴーニュが好むのは、ずばり赤ワイン
元々は、酸味があり渋みの強すぎないブルゴーニュワイン用に
開発されましたが、その汎用性は広いです。
風船のような形から、グランドバルーンとも呼ばれます。
大きく開いた口のおかげで、ワインと空気がしっかりと触れ合い、
香りが最大限に引き出されます。
また、ぷっくりと突き出たお腹は、赤ワインを良く回します。
ワインの熟成の進みに合わせて、グラスのお腹も突き出るべきだ
という話ほど、このお腹は重要。
ワインの緊張をほぐし、タンニンをやわらげることが出来るので、
渋みの強いボルドーワインにも適しています。

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見出しフルート

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フルートが好むのは、ずばりシャンパンもしくはスパークリングワイン
厳密にシャンパン(正式にはシャンパーニュ champagne)と呼ばれるためには、
フランス北東部シャンパーニュ地方で生産されたブドウのみを
使っている必要があり、それ以外の産地の場合は
スパークリングワインと呼ばれます。

シャンパンをフルートで飲むべき理由の1つは、気泡にあります。
口の中で小さく弾けて、深みのある爽やかさをもたらしてくれるシャンパンが
フルートの中に収まると、空気とワインの接触面が狭くなることで、
炭酸ガスが抜けにくくなります。

また、たくさんの気泡が飲み口へと浮かび上がっていく様子
最も美しく見えるのも、フルートです。
そして、水面で泡が弾けると、水滴がぱちぱちと口元に心地よく当たりますが、
もしも口元が広いと顔全体に水滴が降りかかり、
ちょっと変な気持ちになってしまうでしょう。

そうです、だからシャンパンにはフルートがいいのです。

ちなみに、フランスのシャンパーニュ委員会は「シャンパーニュ」と
呼んでほしいみたいですが、日本では「シャンパン」が一般的。
「シャンパァアン!!」って言った方が景気いいですもんね。
「シャンパァーニュゥ・・・」
とか耳元でささやかれると、くすぐったいですもんね。

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ブドウを発酵させてやろう!」と考えた最初の人間は、
いったいどういうつもりだったのでしょうか?

発酵させてやろう!」という発酵欲は、
1分1秒も惜しんで発酵のことを考えているか、
発酵以外の楽しみを全てやり尽してしまっていないと沸いてこないはずなので、
ワイン発案者は、発酵に生まれ、発酵に生き、人生の楽しみを発酵に見出した
伝説的スーパー発酵マンだったに違いありません。

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スタッフからひとこと

まろやか、爽やか、水っぽい、芳醇・・・・・・
ワインの味の表現は無数にありますが、何がどんな味を表すのか、
いざとなってみると分からないもの。

困った時には、ワインを飲んだ自分の気持ちを直球で表現するようにしましょう!
今夜から使える、とっておきの表現例をお見せします☆


「フレンチな田園が、僕の口のなかでメヌエットを踊っているよ!」
(まろやか系ぽかったら)

「海から帰って来た浦島太郎のような気持ちだ!」
(さっぱり系ぽかったら)

溶けかけたガラスが心の中で弾け、散らばった破片をかき集める
君の背中をじっと見つめているような気分だよ・・・」

(全然味が理解出来ないけど、かっこつけたい時)


ぜひ使ってみてくださいね!