cc-by-sa-2.5| becherpig
日本各地に大雪が降り、楽しんでいる人も、うんざりしている人も、様々でしょう。
しかし、雪だからこそ、雪の降るこの時期だからこそ、手軽に楽しめて笑えるウィンタースポーツがあるのです。
しかもワールドクラスに変なウィンタースポーツを、3つまとめて輸入してみました!
バレエスキー(アクロ)
出典:break.com
スキー板を履き、斜面を踊るように滑るフリースタイル競技、バレエスキー。
アクロという名でも親しまれています。
スキー板の揺れる様がアヒルのようで愛らしく、思わず“変なウィンタースポーツ”と呼んでしまいましたが、
実はオリンピックの公開競技として大会が数度行われたことは、記憶に新しい方もいることでしょう。
結果、オリンピック正式種目に選ばれることはかなわず、フィギュアスケートの世界的人気の陰で、今では知名度が低くなってしまいました。
出典:threesixfive.tv
スキーストックによって体を持ち上げての縦回転や、空中横回転や、フィギュアスケートではすっかり定番の様々なスピンまで、実は芸術的で、とても難しい競技の1つなのです。
出典:epicski.com
フィギュアスケートが大人気な今だからこそ、バレエスキーの受け入れられる土壌は作りやすいのではないでしょうか?
まだまだ発展の余地のある、楽しい競技であることは間違いないです。
スコップ&中華鍋レース
cc-by-sa-2.5| becherpig
続いては、スコップレース(Shovel racing)と中華鍋レース(Wok racing)。
名が全てを語っているので、改めて説明することはほとんどありません。
前者は雪かきスコップにまたがって雪の上を滑って競い、後者はまたがるものが中華鍋になっただけです。
共通して言えることは、どちらも道具を本業以外に使用するというひょんな思いつき
から生まれたということと、かなり危険だということ。
cc-by-sa-2.0|Lynn Eubank
雪かきにうんざりした人々が斜面を滑り初めて生まれたスコップレースは、最高時速112キロまで達します。学生から退役軍人まで、参加者は本当に様々。
雪かき中に、斜面を発見し、どうしてもスコップスキーに興じてみたくなった時は、周囲の安全を全力で確認してくださいね!
cc-by -2.0|Chris Feldmann
そして、中華鍋が大きすぎるばかりに、とんでもない思いつきを与えてしまうこととなりました。
レベル1の勇者に鍋のフタだけ支給し続けた結果、鍋本体の過剰在庫を抱えてしまうという緊急事態。
世紀の打開策として提案された中華鍋レースは、世界を平和に導く人類の大きな一歩となることでしょう。
出典;redbull.com
氷ソリ
cc-by-sa-2.0|Jame Healy
最後は氷ソリ(Ice blocking)。
日本国内では全然知名度無いですが、大きめの氷の上に座って斜面を滑る、とても簡単で楽しい遊び。
しかも氷さえあれば夏でも出来ます。
アメリカ合衆国オクラハマのとある大学では、毎年の恒例行事だとか。
cc-by -2.0|Justin Baeder
短い芝生を見つけたら、氷の上に布を敷いていざ挑戦。
大きな氷は、氷屋さんか、氷のありそうなお店に譲っていただくのが主流。
ただ、芝生を傷ませてしまうため、やりすぎるのも考えものかもしれませんね。
|