懐中時計1

数百年の時を超え、今なお繰り返し演奏会で親しまれ、映画の劇中音楽としても、人々の鼻歌としても残り続けるクラシック音楽

古代から続く西洋音楽をまとめてクラシック音楽と呼んでいますが、一般の人々に最も良くその名で知られているのは17世紀以降のバロック、古典派、ロマン派音楽などでしょう。

今回は、現代人に良く知られたクラシック音楽家(作曲家や指揮者)の名言をたくさん紹介致します。

卓越した音楽家の“言葉”は、あなたの人生を音色豊かなものにすることでしょう。

ウィンストン・チャーチル

作品がルールを生む。ルールは作品を生まない。

クロード・ドビュッシー (1862-1918)

「海」や「夜想曲」で知られ、印象派的な音楽を生みだしました。

「子供の領分」は童心にかえるような気分になる、とても可愛らしい曲です。

懐中時計2

真実をコピーするのは良いことだ。だが、真実を発明するのはもっと良いことだ。

ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901)

「椿姫」や「アイーダ」などを生み出した、イタリアの国民的作曲家。

歌劇「ナブッコ」中の“行け、我が想いよ”は、第二の国歌でもあり、日本でも強い人気を誇っています。

懐中時計3

僕は壁に頭を打ちつけている。けれど、道を与えてくれるのも壁だ。

グスタフ・マーラー (1860-1911)

壮大な交響曲群でその名を知られるオーストリアの作曲家。

日本では、「ベニスに死す」の劇中で使われた、交響曲第5番第4楽章の甘く寂しいメロディが最も良く親しまれています。

懐中時計4

想像が現実を生む。

リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)

それまでの歌劇の異次元へ押し上げ、音楽のみならず思想の面でも多大な影響力を誇った大作曲家。多くのオペラの前奏曲や、“ワルキューレの騎行”は聞いたことがないはずがないほど有名。

ハーフハンター

偉大なことを成し遂げるには、次の2つが必要だ。計画、そして、不十分な時間。

レオナルド・ベルンシュタイン (1918-1990)

20世紀後半にクラシック音楽界を圧巻したアメリカ人指揮者。カラヤンやショルティと並んで称される現代最高の指揮者の1人として、語り継がれています。生前は7度来日しました。

エイブラハム・リンカーン

音楽は、言葉の可能性が終わるところから始まる。

ジャン・シベリウス (1865-1957)

交響曲、劇音楽、ピアノ曲など多岐に渡って活動したフィンランドの作曲家。

“交響曲第2番”、“悲しきワルツ”や“トゥオネラの白鳥”が有名です。

エイブラハム・リンカーン

簡素さこそが終着地。真に大量の楽譜をこなしたあと、芸術の頂点を飾るのは簡素さだ。

フレデリック・ショパン (1810-1849)

数多くのピアノ独奏曲で、音楽を聴いたことがあるならそのメロディを聴いたことがあるはずの作曲家。ピアノの詩人とも呼ばれ、彼の残した言葉通り、作品に複雑さはなく、洗練された簡素さがあります。

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スタッフからひとこと

時間、模倣、真実、苦悩、想像と現実――

それぞれ曲の性格も人格もまるで異なるのに、道を死ぬまで追求した偉人たちの言葉には、やはり共通項があるようです。

実際に音楽を聞いてみると、好き嫌いがはっきりと分かれるはずです。

ですが、作曲家にとっての真実が宿っているのだと考えると、聴こえ方が違ってくるかも知れません。