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体の芯までぶるぶると震える冬の日に、ぽかぽかと温かい温泉(欲を言えば露天風呂)に浸かるのは、なんとも贅沢な体験です。療養や休息のみならず、飲んでも蒸しても心身に有り難い温泉は、古くから世界各地で愛されてきました。

今回は、日本の温泉とはちょっと違った温泉体験をしたい方々に、ヨーロッパからおすすめの3つの温泉地を選んでみました!

カルロヴィ・ヴァリ、チェコ

まずはチェコ共和国西部から、“世界的に有名な”温泉地カルロヴィ・ヴァリ。

カルロヴィ・ヴァリ

CC BY-SA 3.0 | Jialiang Gao

なぜ有名かというと、のどかで美しいからというのに加え、ゲーテ、ベートーヴェン、ショパンなど、名だたる芸術家たちがこの地を訪れ余暇を楽しんだからです。現在は温泉リゾートと同時に、映画祭の開催などで文化的貢献をみせる街としても知られています。

実は日本の草津の姉妹都市だとか。

中央ヨーロッパを旅する際には、ぜひカルロヴィ・ヴァリをお忘れなく。英語も通じます。

カルロヴィ・ヴァリ2
スパ、ベルギー

続いては、チョコレートの王国ベルギーのスパ。日本でも一般名詞化したスパ(Spa)という英語の語源になった温泉地です。

スパ、ベルギー

CC BY 2.0 | Jean-Pol GRANDMONT

スパという同名のミネラルウォーターブランドを生んだほどの効能を持つほか、歴代の王族やヴィクトル・ユーゴー(小説家)などの著名人が訪れたことでも名を上げました。

近年はF1を誘致したり、ガジノを設けることで多くの観光客を呼んでいます。

スパ、ベルギー2

CC BY 2.0 | Jean-Pol GRANDMONT

セーチェーニ温泉、ハンガリー

ハンガリーの首都ブタペストは古代ローマ時代に起源を持つ温泉地ですが、なかでもセーチェーニ温泉は最大です。

セーチェーニ温泉、ハンガリー

カルシウムやマグネシウムをふんだんに含み、脊髄なんかにいいとされる温泉水に加え、見所は、日中でも夜間でも開放的な大空の下で露天風呂が楽しめるということ。

日本人が徳利とお猪口を載せたお盆を浮かべるように、セーチェーニ温泉では入浴中にチェスに興じる人々の姿なんかも拝めます。

Ice Music Festivalで何が楽しめるの?3

CC BY-SA 3.0

Ice Music Festivalで何が楽しめるの?3

CC BY 3.0 | me - my own hard work

ぜひ、冬の寒いうちに、ヨーロッパの歴史ある温泉を訪ねてみてはいかがですか?以上、冬に温まりたい!ヨーロッパの行ってみたい温泉地3選でした。

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スタッフからひとこと

ああ、カピバラと入浴したい。