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全くの私事ですが、水曜メルマガを担当してきた筆者がヨーロッパに移住して、1年とちょっとが経ちました。

安くて美味しいピザの国イタリアを満喫するのも束の間、花の国オランダに引っ越してきて、実に慌ただしい海外生活を送るも、日々楽しく生活しています。

良く言われることですが、海外に住んでいると日本を客観的に見ることが多くなります。

今回は、ヨーロッパで生活しながら日本を見て、無責任ですが、日本のイイトコ、ワルイトコを共有してみようかなと思います。

 いろいろ整ってる
駅

例えば、駅の改札システム。

駅に入ったらすぐ券売機が目に入って、路線図見て値段見て切符買って、改札を通る。

こんな当たり前のシステムも、日本の外に出るとなかなか出会えないもの。

現在住んでいるオランダでは、自動改札の導入も進んではいますが、同都市内でも統一がされていないこともあり、改札のある駅から乗って、車内で切符チェックされて、改札の無い駅で降りる、なんていうこともざらです。

かといって文句を言うほどの不便さはありませんが、やるとなったら全体的にやる、そんな日本の優れた「画一化」は、海外にいると恋しくなる時もあります。

日本製陶器
日本製陶器
 
 でも、時々閉じこもりすぎ?
鍵

遠慮がち、という意味での閉じこもりではありません。

島国としての歴史がそうさせるのか、何かもっと他の要素がそうさせるのか、海外をやっぱりどこか遠い世界という考え方が目につくような印象もあります。

一方、日本に対する他国の評価には敏感で、「日本は特別な国」というイメージに誇りを持ちすぎることもあるように感じます。

もちろん、日本は刺激に溢れる国で、決して平凡な国だとは思いませんが、もっと海外の文化や人々も肌で体験して、いつの日か、「日本以外にも四季があるの?」なんて質問を耳にすることがなくなればいいな、と願っています。

セイコー腕時計
セイコー腕時計
 
 和食がおいしい
ラーメン

世界的な和食ブームは周知のことで、ヨーロッパ諸国でも質の高いラーメン屋さん、寿司屋さん、お好み焼き屋さんなんてのを目にすることも多々あります。

ふらっと立ち寄ってみることもあり、味が美味しいことには間違いないのですが、なんとなく物足りない気がしてしまいます。

和食という高級イメージを保つためか、ラーメンひとつを出すにしても異常なほどの「上品さ」が漂っているのです。

ひとつひとつが、器用に、慎重に作られている、という感じでしょうか。

例えば、高架下の蕎麦屋さん、学生通りのラーメン屋さん、住宅街外れのお好み焼き屋さん、国道沿いの回転すし屋さんなどの味、どこかぶっきらぼうだけど、胃にドンと来るような旨味を、海外で得るのはそう簡単なことではないようです。

寿司屋の食後に、何を言わずとも出てくる温かいお茶、特別おいしくはないけれど、アレが恋しいんです。

もしくは、お好み焼き屋のテーブルの端にある、油でぬめる「のり」とか「かつおぶし」、アレが恋しいんです。

当たり前のことを言っているようですが、日本で食べる和食がやっぱり一番だ、と思います。

これから海外に移住されるという方は、ぜひとも今のうちに和食を満喫しておいてくださいね。

他にもイロイロと、話し出したらキリがない話題ですが、続きはいつか、世界のどこかでお会いした時でにも・・・。

ノリタケ陶器
ノリタケ陶器
ノリタケ陶器は部屋の片隅にちょろっと飾っても絵になりますよね。
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スタッフからひとこと

醤油2リットル、おたふくお好み焼きソース2リットルなど、日本では買うこともない業務用サイズを常備するのは、海外在住あるあるでしょうか?