イースター1

正月、節分、バレンタインデー、ひな祭り、ホワイトデー、確定申告、花見、七夕、夏祭り、月見、ハロウィン、ボジョレーヌーヴォ、クリスマス・・・

ぱっと思いつく1年の行事を挙げてみるだけでも、和洋ごった煮の日本のお祭り事情が丸見えです。どの季節をとっても、お祭りに事欠かず、日本人は祭りに飢えているを心の底から愛しているのが分かります。ひな祭りをバレンタインデーとホワイトデーでサンドイッチする手際の良さ、匠の心意気を感じずにはいられません。

今回は、お祭りを愛してやまない、そんな日本の方々に朗報です。

なんと、まだ日本人が祝い損ねているお祭りがあるのです!

それが、イースター

イースター2

復活祭と呼ばれることもあり、名前を聞いたことのある人は多いでしょう。だいたい毎年3月か4月のどこかの日曜日に祝われれます。

近年は遊園地やお菓子屋さんなど、いろいろな企業がイースターイベントを催しているおかげで、知名度は上がりつつあるようです。

しかし、イースターは家族や友人と食べたり遊んだりして楽しむ祭り、って知っていましたか?

イースターに、なにをする?

イースター3

イースターを楽しむ方法は、1つではありません

“イエス・キリストの復活を祝う”という宗教的な起源を持つので、お祭りに使われるものも象徴的です。

ざっくりと、イースターといえば“ウサギ”と“タマゴ”。2つ合わせて、生命の復活と繁栄の象徴。

ウサギとタマゴという条件下で、どのようにして最大限楽しむかを人々は考え続けてきました。

その結果、以下の代表的な楽しみ方が残りました。

【食べる】

-チョコレート!!

-ゆで卵

-ひつじ肉

-豚肉

-うさぎ肉

-うさぎとかハトの形のパン

-卵、バター、ミルクたっぷりのお菓子

【遊ぶ】

-ゆで卵の飾り付け!!

-エッグハント!!

-エッグロール(丘の上からタマゴを転がす)

-エッグレース(卵をスプーンにのせて走る)

-イースター・カード(春のクリスマス・カード)

※強調は、個人的な好みです。

チョコ党、歓喜

イースター4

ぜんぶチョコ・・・

はい、現代のイースターは、チョコを愛する人にとっては、最高の祭りといっても過言ではありません。バレンタインも白旗を挙げるレベルかもしれません。

伝統的には、ゆで卵(イースター・エッグ)やひつじ肉(ラム肉、神への捧げもの)が食べられます。うさぎ形のパンとかケーキとかもたくさん食べられるので、ご馳走です。

しかし、チョコレート人気も無視できるものではありません。

イースター5

出典:www.radio24.ilsole24ore.com

事実、イースターが近づくと、スーパーやデパートには、ウサギやタマゴを象ったチョコレートがずらりと並びます。顔よりも大きなチョコレートを見ても驚いてはいけません。

ウサギやタマゴを割ると、中からはさらにたくさんの小粒のチョコレートが溢れ出てきます・・・。たまりません。1週間ぐらいチョコづくめです。

イースター6

2016年の筆者宅イースターチョコレート。まだ包み紙は開けさせてもらえませんでした。

日本にイースターを定着させるには、まずはチョコ党を魅了するのが近道かも知れませんね☆

えっ!?タマゴってこんなに楽しいの!?

イースター7

サンパウロに立ち寄るなら、桜祭りに合わせて行かなきゃ損です。食べるだけでなく、遊びにも事欠かないのがイースター。つくづく素晴らしい祭りです。

子供も大人も絶対に楽しめます。

特に簡単にできて、わくわくするのが「ゆで卵の飾り付け」と「エッグハント」です。

【ゆで卵の飾り付けのしかた】

1.まず、卵を買いに行きましょう(2人なら1パック、4人なら2パックほど)。

2.茹でます(そうです、ゆで卵です)。

3.水性の色鉛筆を家の中から探し出します(どこかにあるはずです)。

4.茹で上がったタマゴの殻の上に、ペン先濡らした水性色鉛筆で自由に絵や柄を描きます。

簡単でしょう?

「絵の才能がない」なんて思わずにやってみましょう。

イースター8

筆者の初イースターの作品。茶碗に入れて、和風にキメてます。

知らず知らず熱中して、終わったあとには「もう1パック買っておけば良かった」なんて言うはずです。

【エッグハントのしかた】

1.探す人と隠す人を決めます。

2.探す人は家(部屋)の外に出ます。

3.隠す人は、飾り付けたゆで卵を、出来るだけ見つかりにくい場所に隠します。

4.隠し終わったら探す人を呼んで、とことん探してもらいます(制限時間をつけても面白いでしょう)。

5.すべての卵が見つかったら、交代。隠した人は探す人に、探した人は隠す人になります。

いわゆる宝探しです。

万人ウケ、スベり知らずの遊びです。電気スタンドの中とか見つかりにくいです。

注意するのは、“隠した場所を忘れず”、“出来るだけ早めに食べる”こと。

そのうち、笑えない臭いが漂ってきますからね☆

楽しみ方は無限大。

上手にイースターを取り入れて、お祭り欲を満たしましょう!

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スタッフからひとこと

2016年のイースターは3月27日、日曜日

チャンスはたったの1回・・・。

さあ、財布と心のヒモをゆるめて、楽しんでみてはどうですか?