オランダの花畑

©ospreyholidays.com

真っ盛りですね、春が。

真っ盛りなのはいいですが、ぼうっとしていると、あっという間に過ぎてしまうのが、春。

青春しかり・・・。

今回は、春を満喫したい全ての人に。

オランダにある花の楽園に行ってみてはどうですか? というご提案。

チューリップ咲き誇る、キューケンホフ公園のご紹介です。

レゴ2チューリップ畑

球根700万、チューリップ800種

風車

©I amsterdam

キューケンホフ公園が位置するのは、オランダ、リッセ。

人口2万人ほどの小さな町に、どうして100か国以上から観光客がやって来るのかというと、チューリップが見たいから。

じゃあ鉢植えで育てて鑑賞しときなよ、って批判は野暮で、キューケンホフ公園の春にお目にかかれるのは、700万個以上の球根から一斉に咲いた花々たち。

そして、32ヘクタールの敷地に所せましと並ぶ800種類のチューリップ

素敵なのは、地元の農家から無償で提供されたという話。

チューリップ畑2

©I amsterdam

片手間でばらまいて、適当に咲かせたわけではないから圧巻です。

芸術的に植えてあります。計画的芸術です。

芸術欲がありあまって、家とかゴッホの似顔絵とか作ってしまうから驚きです。

花の絵

花の絵2

上:vangogheurope.eu

下:bjornandannette.wordpress.com

開園:8週間、準備:1年

チューリップ園

キューケンホフ公園が開園するのは、毎年3月半ば。

そして、5月半ばに閉園。

世界中から80万人が、たった8週間の催しに殺到します。

その8週間の準備にかかる期間は、1年

30人のフルタイム庭師が、閉園と同時に1年後の開園のために働き始めます。

庭造り

©I amsterdam

閉園と同時にまず行うのは、700万個の球根を掘り起こして、破壊してしまうこと。家畜の飼育のために再利用されます。

次の年のために全く新しいデザインを考え出し、計画し、それが決まると3か月かけて球根が植えられます。しかも、次の年の開園中に綺麗に咲き誇るように計算しながら。

庭造り2

©I amsterdam

それだけでもすごいのに、日本庭園、イングリッシュガーデン、巨大迷路なんかを合わせて7種類の庭を、毎年違うデザインで創りあげます。

まだ終わりません。

園内の3つのパビリオン内では、毎年30の展覧会が開かれます。もちろん違うテーマで。

展覧会

©bjornandannette.wordpress.com

チューリップへの愛が止まらない

“ヨーロッパの公園”とも呼ばれる世界最大の花の公園、キューケンホフ。

チューリップへの底なしの愛がなければ実現できないことを、1949年の開園以来続けています。2016年は67回目の開園。

16世紀、もともとはトルコからオランダへやってきたチューリップ。

“家1軒建てるより球根1つの方が高かった”と呼ばれるチューリップブームを経て、今やオランダは、2百万、2000種類のチューリップの球根を世界中に輸出する“チューリップ王国”になりました。

チューリップ王国

©radissonblu.com

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スタッフからひとこと

青春は、過ぎ去ってから初めて美しさに気づくものなのだとも言われます。

過ぎ去っていないのに美しいオランダのチューリップ畑は、いったい何者なのでしょうか?