2015年はゴールデンウィークにシルバーウィーク、5連休が2度もやってきて日本の全労働者が泣いた記念すべき年でした。
そして今年2016年、シルバーウィークは3連休ですが、ゴールデンウィークはなかなか悪くありません。5月2日と6日の平日が休みに変われば、4月29日~5月8日の10連休になる可能性もあるのです。
2日と6日の“飛び石病欠”が大量発生するのは間違いないでしょう。
さて、人間は欲深い生き物です。
3連休がもらえれば5連休が欲しくなり、5連休がもらえれば10連休が欲しくなります。
でもまあ現実にはなかなかもらえないので、今度はほかの人の休みが気になります・・・。
今回は、連休中にほかの人がどれくらい休んでいるか気になって仕方がない人のために、「ばりばり働いて思いっきり休みたい人のためのおすすめ移住先」をお届けします!
国民の祝日数-1位インド、5位日本
wego.com
元日、成人の日、こどもの日なんかを日本では厳密に国民の祝日と呼びます。祝日ごとにいろいろ意義があるのですが、つまるところ合法的に休めます。
旅行サーチサイトWegoは、世界各国の国民の祝日数 (Public Holidays)をとても分かりやすい図にしてくれました。
1位はインドで、21日。圧倒的です。州によってはもっと高くなるとか。とてもインディアンです。
コロンビア、フィリピン、中国、タイなどに続き、日本は国民の祝日数15日でマレーシアやスウェーデンと5位同着。
世界規模で見てみると、なかなかたくさん国民の祝日が日本にはあるようです。振替休日もあるので、取りこぼしがなくて便利ですね。
目立つのはメキシコの7日。
ないなと思っていると、どうやら毎年政府が“選択式の祝日 (Optional Holidays)”を追加で付与するそうです。
働く人は各自休む日を選べるのだとか。メキシカンですね。
でも全部合わせるとオーストリアが1位
salzburgersportwelt.com
国民の祝日だけを見るとインドが1位ですが、そこに法定休日(Statutory Holidays)を加えると、実はオーストリアが1位になります。13日の国民の祝日と25日の法定休日で、合計38日もあるのです。
日本では法定休日を特定していない例がまだ多いので、あまり実感はないかもしれません。
休日は休日でしょう、と思ってあまり意識されていないこともあります。
けれど、法定休日が事前に特定してあれば、もっと予定が立てやすくなって、もっと堂々と休めるようになります。連休も増えるかもしれません。
「うちの会社、そこらへんちょっとうやむやかも・・・」
そう思ったあなたは、連休明けにさっそく訊いてみましょう!
案外、会社の設立記念日が休みになるキッカケになるかもしれません。
有休消化率・・・日本は最下位?
welove.expedia.co.jp
見出しで少し釣ってみましたが、エクスペディアジャパンのいわゆる先進国を対象にした調査によると、日本は有給消化率で6年連続の最下位をなんとか脱して、下から2番目(現在の最下位は韓国)。
ですが、有休の“完全取得率”を見てみると、30%台でぶっちぎりの最下位。
welove.expedia.co.jp
有休を取るのに後ろめたさを感じ、せっかくの休み中も仕事のことを考えてしまうのが原因だとも分析されています。
もらった有休はきちんと消化するヨーロッパ諸国のトップに輝いたのはフランス。
完全取得率約90%。平均給付日数37.4、平均取得日数34.7という数字でも輝いてます。
堂々と有休を完全取得できる国――日本もいつかそうなるといいですね。
いつの間にか日本の労働環境のちょっとした批判になってしまいましたね!
連休中の方々を憂鬱にさせるつもりはなかったのですが・・・。
さて、おすすめ移住先としては、インドとかオーストリアとかフランスとかを選んだらいいじゃん、という安易な提案でおひらきとしましょう!では!
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