セカイモンでは25,000品以上の美しいパイプを数々取り扱っています。
コアなコレクターが多い事でもしられるパイプですが、その世界を少しでも知ってもらう為に記事にまとめました。


目次
 1.そもそもパイプとは?
 2.パイプの歴史は?
 3.パイプの使い方について
 4.セカイモンで取り扱っているパイプは?



1.そもそもパイプとは?
そもそもパイプとは喫煙具のことです。筒状の器具の片方に乾燥した煙草の葉を詰め、火をつけ、もう一方の端から吸引して喫煙するものです。世界各国に製造メーカーが存在し、日本では柘製作所深代喫煙具製作所が有名です。また特徴として一般的なタバコと比較してもフィルタが存在せず、煙が通る管が長いために煙の温度も低く、紙巻きに比べたばこを味わうのに向いています。また、落ち着いて吸わないと途中で火が消えてしまうので、時間を忘れて喫煙という行為をゆっくり楽しむ紳士のアイテムともいえます。

(写真はイメージしやすいパイプ)




2.パイプの歴史は?
パイプの歴史は時代を遡り、1519年にアステカ族が使用していたという記録が最も古いものとして残っています。南米や北米の原住民が使用していたものをコロンブスをはじめとした欧州の冒険者・開拓者たちが持ち帰って西洋文化に浸透していきました。
さて、日本ではどうでしょうか。その長い長い日本国としての歴史とは相反し、意外と浅いのです。西欧文化が急に浸透し始めた明治・多少時代ころから愛好家が増えていった。実用性を考えるとどうしても紙巻きたばこに負けてしまうところもあり、趣味性の高いアイテムとして愛されている。

(写真は83万9000円の高級パイプ)


3.パイプの使い方について

ここではパイプの使い方を日本パイプクラブ連盟のホームページから抜粋して紹介します。

1.煙草をつめる
たばこの葉を何回かに分けて詰めます。先端の開けた穴の部分(ボウル)いっぱいに、タバコを詰めたら、ボウル容量の80%位を目安に、指、又はタンパー(煙草の葉を抑えるための器具)で平らにプレスしてください。次に空気の流入具合をチェックします。パイプを吸った感じは葉巻
を吸った時と同じ位の空気の通りがベストです。堅く詰めすぎると、火が消えやすく、柔らかすぎると燃えすぎます。

2.着火準備のための着火
パイプを吸うときは、2回の着火が必要です。1回目の着火は準備のための着火と言われています。マッチが最適です。炎をパイプに近づけ、小刻みに、ぷかぷかと吸い込みながら、タバコの葉の表面全体に着火します。全体が赤くなるように着火したら、今度はゆったりと2~3服吸います。タバコが膨張して盛り上がってきたら、タンパーで始めに詰めた位置までプレスし、タンパーをくるくる回して黒く炭化したタバコが表面全体に広がるよう にします。これで着火の準備が完了です。あらためて表面にまんべんなく火が着くように、ゆっくりと吸いながら着火したところで、パイプスモーキングの始まりです。

3.ゆったりとくゆらせる
ポイント① 自然な呼吸でゆっくりと。
ゆっくり吸う&吹くを繰り返します。口から煙を吹きだしてはいけません。パイプから吸った煙をパイプへ吹き戻します。何故ならパイプのタバコには助燃剤が入っていないため、空気の流れが止まると、火種は消えてしまいます。喫っていない時でも「吹く」事は 忘れずに行ってください。

ポイント② 口腔喫煙が基本
紙巻たばこの喫煙が肺喫煙なのに対し、パイプはシガー(葉巻)と同じで、口腔喫煙になります。ゆっくり吸って煙を口の中にふくみ、粘膜からニコチンを吸収して味わいます。つまり肺に吸収する紙巻たばこが苦手な方でもパイプを楽しむことができます。

ポイント③ 煙の量を一定に保つ
火が安定してきたら、5分に1回は、タンパーという抑えるための器具で、タバコの葉を押さえ、煙の量を一定に保ってください。またタンパーを使う時は、吸い込みながら使ってください。火が消えそうなときに強く吸い過ぎると低温やけどになる可能性があるので注意が必要です。


(写真はダンパーと複数のツールが1つまとまった便利な器具)



4.セカイモンで取り扱っているパイプは?
さて、セカイモンでは多くのユニークなパイプを取り扱っています。いくつかご紹介しましょう。

(拳銃の形をした面白いパイプ)


(専用ケース付きのお洒落なパイプ)


(間口が広いパイプ)


(木材が自然のまま使われたパイプ)


パイプの世界はいかがでしたか?
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