melonさん

Vol.4 主婦 Melonさん

私がヴェラ・ブラッドリーにハマった理由

私が「ヴェラ・ブラッドリー」を集め始めたのは3年ぐらい前から。ヴェラ・ブラッドリーは1982年にアメリカで創業されたブランドなので、他のコレクターさんとくらべたら、わりと新参者だと思います。セカイモンで落札した中でも私のいちばんのお気に入りは、「ノット ジャスト ア クラッチ(Knot Just a Clutch)」というシリーズのバッグ。2000年代はじめに発売されたものです。ヴェラは年3回カラーが変わるので、トレンドの周期が早いんですよ。だから、少しでも古いものはリタイヤカラーと言って、市場にはもう出てこないです。「ノット ジャスト ア クラッチ」も、もう公式サイトでは販売していない過去柄で新品だったんですけど、なんと1,600円で落札しました。数年前にショップで販売されていたときは定価9,180円。これは「勝った!」と思いましたね(笑)


今日は先日届いたばかりの商品も持ってきましたよ。まだ未開封なので、一緒に開けてみましょう。セカイモンから商品が届くたびにどんどん箱が小さくなっていますね。セカイモン物流センターでの梱包も日々改善されていると思います。今回はヴェラ・ブラッドリーのバックパックとお財布、ポーチの3点を購入しました。「留め置きサービス」を使ったので、ひとつの箱に同梱されて届きましたよ。(箱を開けてみて)あ、しっかり梱包されていますね。これらは古い商品なんですが、商品ページで見たとおりコンディションもなかなかいいみたい。手で触ったときにわかるんですよ。古いものでもあまり使われていないものや新品同様のものは生地が硬いんです。


 “届いた商品を確認。コンディションのいい商品は生地が硬いそうです。

届いた商品を確認。コンディションのいい商品は生地が硬いそうです。

同じデザインでも「出柄」で雰囲気が変わる

ヴェラ・ブラッドリーは、同じデザインのバッグでも柄がどこに出るかによって全然雰囲気が違ってくるところがおもしろいんですよね。「出柄(でがら)」というのですが、とくに大柄の模様だと、その柄の位置によって色合いも変わってきます。私のヴェラ好きの友人の中には、自分の好きな出柄に出会うたびに何個も同じバッグを買う人もいるぐらいです。

私にとってヴェラ・ブラッドリーのバッグは、ひとつの「作品」のような感じ。ヴェラを持ち歩いていると、とても気分が上がります。ハマっちゃうと止まらないんですよね(笑)。セカイモンで落札しているものは、ほとんどがもう生産されていないデザインで、あまり手に入らないものです。だから、ふだんは現行品を持ち歩いて、古いものはヴェラ友達と集うときとか、「ここぞ!」というときに使っています。素材が布ですから、傷まない程度に(笑)。

中央の黒いバッグがいちばんのお気に入り「ノット ジャスト ア クラッチ」。

中央の黒いバッグがいちばんのお気に入り「ノット ジャスト ア クラッチ」。

8か月悩んでやっと会員登録しました

セカイモンをはじめる前にネットで評判を検索していたら、「届かない」とか「時間がかかる」とかネガティブな内容が載っていて不安に感じました。でも、実際に使ってみたら、落札から配送までとくに問題なくとてもスムーズ。海外通販って自分ではなかなかできないので本当に助かりましたね。

実は、セカイモンに会員登録するまで8か月ぐらい悩んだんですよ。長すぎですよね(笑)。私がいちばん不安に思っていたのは、クレジットカード情報を登録することだったんです。当時はまだセカイモンのシステムがよくわからなかったので、海外通販といっても実際には個人輸入だし、海外に私のクレジットカード情報が渡ったりしてしまうのではないか… と。つまり、“外国から商品を買う”というイメージだけで怖かったんです。

よくよく調べてみると、セカイモンは日本の会社が運営しているし、クレジットカード情報が海外に渡ることはないことがわかりました。それに、私が悩んでいるうちに、まわりのヴェラ好きの友人がけっこうセカイモンを使い始めていて、 「国際送料もみんなで一緒に買って割れば安いよ」なんていう話もしていたので、私もようやく会員登録をしました。やはり友人からの口コミの力は大きいですね。


セカイモンだったら英語ができなくてもただ商品を選んで落札するだけでいい。海外の商品を国内で気軽に買うことができる。いまは、楽天ショップを使うのと同じような感覚でセカイモンを使っています。

届いたばかりの未開封の箱。3点留め置きでご購入いただきました。

届いたばかりの未開封の箱。3点留め置きでご購入いただきました。

相場を知らない出品者の商品が狙いめ

私がセカイモンで商品を買うときに最初に見るのが、商品のコンディションです。写真を拡大してじっくり確認します。さらに、その出品者の商品一覧を見ます。ヴェラ・ブラッドリーにあまり興味がなさそうな出品者だと、新品同様の古い時代のものをすごく安い値段で出品していることがあるんです。

アメリカは人口が多いから、いろんな出品者がいると思います。その中でヴェラ・ブラッドリーを誰かにプレゼントされたり、たまたま持っていたという人がそういうものを出品しているんでしょうね。逆にヴェラ・ブラッドリーのコレクターやショップが出品しているものは、相場がわかっているからそれなりの値段で出品されています。

できるだけ安くいい商品を買うために、検索キーワードもいろいろ試しています。たとえば、ヴェラ・ブラッドリーには「チャンティクリア(Chanticleer)」という、にわとりがデザインされた模様があるのですが、ヴェラを知らない出品者はチャンティクリアなんていう名前を知らないから、見た目で商品名を書いています。 だから「ヴェラ・ブラッドリー にわとり」って検索すると、安くていいコンディションのものが出てきたりするんですよ(笑)。

商品を探すときはキーワードをいろいろ工夫しているそう。

商品を探すときはキーワードをいろいろ工夫しているそう。

面倒くさがりの私は「即決落札」で買います

私はケチなので、商品を検索するときはとりあえず「価格が安い順」で絞り込みます。あと、断然「即決落札」派ですね。オークションは入札するのも楽しみのひとつだとは思いますが、私は応札するのが面倒くさくて…。同じ商品でオークションと即決落札の金額が1,000円ぐらいの差だったら即決落札を選びますし、即決がなければオークション期間が短いものを選びます。すぐに欲しい、待てないです。

オークションの場合はスナイプ入札をしていますが、スナイプ、難しいですよね…。私はなかなか成功しない。表示されている価格に+1,000円ぐらいしかしないので、それがダメなんでしょうか(笑)。予算の最高限度額を入れたほうがいいことはわかっているのですが、怖いんですよね。もし、相手が熱くなってきてどんどん金額がはね上がってきたらどうしようって。だから私は、金額も決まっていてすぐに落札できる「即決落札」が好きですね。

お気に入りのクラッチバッグと同柄のポーチとランチバッグも落札。

お気に入りのクラッチバッグと同柄のポーチとランチバッグも落札。

人と人を繋げる不思議なバッグ

ヴェラ・ブラッドリーを集め始めたのがきっかけで、『Vera Fan Blog』というヴェラのファンブログを立ち上げました。このブログを通じて、アメリカにも友達ができたんですよ。去年の夏、その友達が来日したときには、一緒に東京のヴェラショップ巡りをしました。

ヴェラ・ブラッドリーには、人と人を繋げる不思議な魅力があると思います。先日も、ヴェラ仲間とカフェで集っていたら、見ず知らずの女性の方に「すいません、そのバッグはどこで売ってるんですか?」と声をかけられました。ふつう、声かけないじゃないですか。たとえば、それがシャネルのバッグだったとしたら。でも、ヴェラだと気さくに声かけちゃうんですよね(笑)。

そうそう、これもヴェラ仲間とよく話しているのですが、セカイモンから商品が届くときに限って、家に夫がいるっていう(笑)。「またセカイモンで何か買ったの?」と言われます。着払いで国際送料を払わなければならないから、買ったという事実が目立つんですよね。配達日の指定ができるようになったり、落札代金と国際送料がクレジットカードで一括に支払いができるようになったら、もっと使いやすくなってうれしいですね。

ヴェラ・ブラッドリーのブルーのミニボストンで爽やかな装い。

ヴェラ・ブラッドリーのブルーのミニボストンで爽やかな装い。



編集部コメント

お客様インタビュー第4回は、ヴェラ・ブラッドリーが大好きなMelonさんにお会いしてきました。その日のコーディネートに合わせたバッグや、たくさんの商品を入れたキャリーケースももちろんヴェラ。可愛いヴェラ・ブラッドリーのアイテムに囲まれながら、 セカイモンの男子スタッフもヴェラワールドを楽しむことができました(取材撮影の内容はブログ『セカイモンの裏側』もご覧ください)。
ヴェラ・ブラッドリーの現行品についてはMelonさんのブログ『Vera Fan Blog』、 過去柄やレアもの購入については『個人輸入でレア!』で詳しくご紹介されているのでぜひご覧ください。Melonさん、本日はどうもありがとうございました!

【 セカイモン編集部 矢野・笠松 2015年7月10日 】